横顔と笑顔とおてて

目の前の今日は もう二度とは来ない

アメリカ武者修行の話 The Documentary - King & Prince in America-より

書きたくなったので、この時の気持ちとか忘れたくないと思うので、書きます。

 

先ずは2nd Album「L&」発売おめでとうございます。

売り上げもなかなかいい結果が出ていて、うれしさと驚きでいっぱい!!!!(笑)

 

アメリカ武者修行」の衝撃

www.universal-music.co.jp

最初に「L&」の詳細が出たときに初回限定盤Bに

”「The Documentary - King & Prince in America-」

将来、世界デビューを目指すKing & Princeがアメリカ武者修行を敢行!”

って書いてあって、めちゃめちゃ驚いた。いや、キンプリちゃんたちこんなに忙しい中でいつアメリカ行ってたの?!?!?!って。確かにデビュー当時から常々「世界進出」したいって言ってたけどさ……着実にファンは増えているし、チケット入手困難だし、スキルの上達も留まることを知らず、一般的にも知名度がどんどん上がっていて彼らは存在感を増していると感じているし、そういう状況の彼らが、本気でさらに上を目指そうとしているんだな、と改めて感じました。

ジャニーズはもともと全く世界に出ていないわけでは無くて、主にアジア圏ではファンも多いし、コンサートとかも数々の先輩が既にやっているけれども、彼らが目指すのはアメリカとか「欧米圏」なのかなっていうのが垣間見えたのと、ダンスも歌も世界で認められるレベルでいたい、というように具体的に目標としているものが見えて、嬉しかったな。

ちなみにこちらがアメリカ武者修行のダイジェスト。発売日二日前にして公開された公式YouTube動画。見てまた衝撃。

youtu.be

 

彼らの覚悟

デビュー2年目にしてアメリカの地で世界的にとても有名な方々からの指導を仰ぐというこの機会を前に、紫耀くんの「くじけるって分かってて行くので」ってすごく覚悟を持った言葉であると私は思った。そして、この覚悟は他のメンバーも持っているのがドキュメンタリーの中で垣間見えた。実際、「楽しみ」もあるが「怖さもある」と言っているメンバーもいたし、レッスンへ向かう車内での彼らは不安と期待とが入り混じった表情をしていた。ティムティムさんとのダンスレッスンでも、「難しい」「全然違う」「目の前で見ているのにどんな動きをしているのか全然わからない」「鼻をへし折られた」と課題を目の当たりにした彼らの言葉が聞かれたけど、一方で「できないなりに楽しめた」「久しぶりに楽しくダンス踊った」「自分を見つめ直すいい機会になった」「大変だったけど楽しかった」などの彼らの言葉からいい刺激をたくさん受けたんだなと感じたし、良かったなと思った。

こんなに苦労している姿が映像には残されているわけだけど、ティムティムさんの「彼らが何を期待されているかそして一人ひとりがプロフェッショナルなのは知ってた。(中略)一番最初に彼らがダンスするのを見てすごいと思ったよ。だけどもっとできると思った。だから彼らのダンスに足りないものをサポートしに来たんだ。」という言葉を聞いて、King & Princeは既に相当レベルの高いところでもがいて、戦っているんだなと分かって、素直にすごいな……と思った。

 

紫耀くんの言葉

今回特に印象的だったのが紫耀くんの言葉でした。

その中でも、一番考えさせられた言葉は、

「(一人ひとりやっていくとその人の感情が)明確に見えちゃうから心配していたけどみんな一生懸命にやってた素晴らしいなって思った」。(ボイストレーニング後の感想)

グループのことをよく見ているというか一歩引いてみているんだなと感じました。所謂「俯瞰した見方」。こういう見方って誰でも出来る訳では無いし、その見方ができる人がいるってグループにとってとてもいいことなんじゃないかとも思いました。

他のメンバーも以前からジャニーズの先輩にグループを今後どうしていけばよいのか、やライブの演出の仕方などを相談したり、個人の仕事をグループにどう還元していくのかとか考えていたりする姿は見受けられることがありました。キンプリちゃんは、本当にグループとしてどうしていきたいのか、とか自分たちのグループというものについてよく考えている姿が見受けられるので、みんな頼もしいメンバーがそろっているなと改めて感じました。

 

”使っているLanguage問題”

これはかいちゃんの言っていた言葉なんだけど(笑)今回、レッスンした場所がアメリカだったり、Bounceという全英語詞の曲に挑戦したりと、「英語」という言語とキンプリちゃんの関係性がよく見られた内容でもありました。みんな積極的に英語を使っていたし、英語を理解している姿も多く見られたし、英語を勉強しているメンバーもいるとはいえ驚いた。一方、やっぱり「英語で歌う」って大変なことなんだなって思った。相当苦労しているように見えました。でも、収録してある音源はとても良かったと思うし、ちゃんと仕上げてくるのはさすがだなと思った。

だけど、岸くんがラスベガスで見たショーの感想の中で「見ている人の心をつかむってこういうことだなと。言葉が分からなくても」と言っていたり、「ダンスは唯一言葉が通じなくても楽しめるから。それが始めたきっかけだった」って紫耀くんが言っていたりしたけど、やっぱり言語を超えて伝わるものは沢山あるし、とりわけエンターテインメントってそういうものを多く持っていると私は思うので、言語の壁をあまり気にしないでめげずに目指したいものにとことん突き進んでもらいたいなと思いました。

 

最後に

正直、見るまで少し怖かった……周りにもそういう方々いらっしゃったと思う。アメリカという異国の地でみんなが挑戦する姿。「世界進出」という大きな目標を掲げる彼らが遠くに行ってしまうんじゃないか、ズタズタにやられて苦しんでいる彼らが映っているのではないか、とかほかにもいろんな感情が沢山……だけど、紫耀くんが一人でタイヤさんと踊っている時に、じんちゃんと廉くんが後ろで合わせて踊って練習したりしているなど、普段あまり見られない姿もたくさん詰まってたし、リラックスしている姿もそこにはありました。もちろん、今回のアメリカ武者修行は編集されているから、私たちが見ているものがすべてではないと思うし、ほかにもたくさん大変なこととかがあったのかもしれないし、もっとインタビューで話しているかもしれない。そもそも、全部を見せたり、このように密着されたりすること自体あんまり好きじゃない人だっているだろうなと。だから、今回の映像で彼らの”すべて”を見ることはできないと個人的には思うけれど、彼らの努力の記録というか進化の過程を見せてもらって有難いなとも思いますし、この経験の先にあのMazy Nightがあるし、KingちゃんはCHANBARAがあったんだな、って考えると震えます。

 

おまけ

各メンバーの言葉で印象に残った言葉を書き留めておこうと思う。少し違っているかもしれないけど……(本当は一つずつ思ったこと書きたいけど、文字数がすごいことになりそうなので(笑))

 

 

ティムティムさんとのダンスレッスンを終えて

かいちゃん「久しぶりに楽しくダンス踊った」「鼻へし折られた」「もともとの自分を取り戻せた」「ダンスが好きだったけど仕事の一環になってた」「自分を見つめ直す機会になった」

 

タイヤさんとのダンスレッスン

紫耀くん「ティムティムも言ってたけど、如何に簡単そうに踊るか余裕そうに踊るか」

 

ラスベガスでのショーを見て

じんちゃん「想像と違う」「席の感じがショーごとに違う」「勉強になった」

→これに加え、ずっと行きたかったと本人が言っているのを聞いて、2ndコンサートの演出だとか、松本潤くんにライブ演出のことを相談しているエピソードなどを思い出し、じんちゃんの持つ演出への興味を改めて感じました。紫耀くんも細かいところまでよく見ているなと思った印象。

 

チャールズさんとのBounceの歌練習の後

紫耀くん「ハスキー浮いちゃうか心配だったけど褒められた勇気づけられた」「へし折られたけど楽しかった楽しいへし折られ方。へし折られなかったら逆に損。ありがとうございました」

 

かいちゃん「心から楽しんでやることが一番なんだな」

→海人くんから今回「楽しむ」って言葉が多く出ていてとても印象的だった

 

最後の言葉

廉くん「(吸収したことは?と聞かれて) 課題が見つかったのが一番肌で感じた。違う意味かもしれないけど吸収できた」

岸くん「武器が無いから  十年後とかに出来上がる準備をしておかなきゃいけない。こういうの(今回のような経験)が無いと変われない」

じんちゃん「来年とかにまた今回のようなものを定期的にやらなきゃ」「ホームは日本」「日本でもできることを見つけられたんじゃないか」

(個人的にはこの「ホームは日本」が印象的でハッとさせられました)

紫耀くん「来られるときは来たいそれくらい刺激的」「エンターテインメントの中心のアメリカでみんなはこういうことするんだって影響を受けた これが世界で通用することなんだって発見した」「(今回のことを生かしたいけどそれが)意識せず自然とできてたらいい」